テンプレートバージョンの使用
テンプレートのバージョンでは、ホスト上で変更を安全にテストし、必要に応じてロールバックを実行することができます。
サポート対象のプロバイダー
テンプレートのバージョンは以下のプロバイダーに対応しています:
ハイパーバイザープロバイダー:
- Microsoft Hyper-V
- Microsoft Hyper-V Failover Cluster
- VMware ESXi
- VMware VCenter
クラウドプロバイダー:
- Microsoft Azure
仮想化サービス:
- Azure Virtual Desktop
新しいバージョンを作成する
新しいバージョンを作成するには、次の操作を実行します。
- 次のいずれかを実行します。
- RD セッションホストテンプレートの新しいバージョンを作成するには、[ファーム] > [サイト] > [RD セッションホスト] > [テンプレート] に移動します。
- VDI ホストテンプレートの新しいバージョンを作成するには、[ファーム] > [サイト] > [VDI] > [テンプレート] に移動します。
- AVD ホストテンプレートの新しいバージョンを作成するには、[ファーム] > [サイト] > [Azure Virtual Desktop] > [テンプレート] に移動します。
- テンプレートを選択し、メンテナンスモードに入ってから、変更を加えて終了します。新しいテンプレートバージョンを作成するよう促すダイアログが表示されます。[新しいバージョンを作成] オプションを選択します。
- [次へ] をクリックします。
- [新しいテンプレートのバージョン] ページで、名前と説明を指定し、バージョンのタグを選択します。タグが以前に別のバージョンに割り当てられていた場合、そのタグはこのバージョンから削除されます。タグは、複数選択できます。
- [次へ] をクリックします。
- (オプション)[ホストプールを選択] ページで、スケジュールで再作成するホストプールを選択し、[構成] ボタンをクリックします。再作成を予約するダイアログが表示されます。必要に応じてスケジュールを構成し、[次へ] をクリックします。
- [完了] をクリックします。
バージョンタグを使用する
タグの名前を変更するには、次の操作を実行します。
- [ファーム] > [サイト] > [設定] に移動して、[テンプレートのバージョン] タブを選択します。
- 名前を変更するタグをダブルクリックします。
- タグの名前を変更し、Enter キーを押します。
バージョンのタグを再割り当てするには次の操作を実行します。
- 次のいずれかを実行します。
- RD セッションホストテンプレートのタグを再割り当てするには、[ファーム] > [サイト] > [RD セッションホスト] > [テンプレート] に移動します。
- VDI ホストテンプレートのタグを再割り当てするには、[ファーム] > [サイト] > [VDI] > [テンプレート] に移動します。
- AVD ホストテンプレートのタグを再割り当てするには、[ファーム] > [サイト] > [VDI] > [Azure Virtual Desktop] > [テンプレート] に移動します。
- テンプレートを選択し、[タスク] > [バージョン] をクリックします。[バージョン] ダイアログが開きます。
- バージョンを選択し、[タスク] > [プロパティ] をクリックします。
- [バージョンタグ] セクションで、必要なタグを選択します。タグが以前に別のバージョンに割り当てられていた場合、そのタグはこのバージョンから削除されます。また、1 つのバージョンに複数のタグを割り当てることも可能です。他のホストプールが同じタグで同じバージョンを使用している場合、そのホストプールでホストを再作成するためのダイアログが表示されます。
バージョンを削除する
バージョンを削除するには、以下の操作を実行します。
- 次のいずれかを実行します。
- RD セッションホストテンプレートのバージョンを削除するには、[ファーム] > [サイト] > [RD セッションホスト] > [テンプレート] に移動します。
- VDI ホストテンプレートのバージョンを削除するには、[ファーム] > [サイト] > [VDI] > [テンプレート] に移動します。
- AVD ホストテンプレートのバージョンを削除するには、[ファーム] > [サイト] > [VDI] > [Azure Virtual Desktop] > [テンプレート] に移動します。
- テンプレートを選択し、[タスク] > [バージョン] をクリックします。[バージョン] ダイアログが開きます。
- バージョンを選択し、[タスク] > [削除] をクリックします。
設定監査
設定監査では、最近変更されたバージョンを確認することができます。
設定監査を行うには、次の操作を実行します。
- 次のいずれかを実行します。
- RD セッションホストテンプレートのバージョン設定監査を行うには、[ファーム] > [サイト] > [RD セッションホスト] > [テンプレート] に移動しします。
- VDI テンプレートのバージョン設定監査を行うには、[ファーム] > [サイト] > [VDI] > [テンプレート] に移動しします。
- AVD テンプレートのバージョン設定監査を行うには、[ファーム] > [サイト] > [VDI] > [Azure Virtual Desktop] > [テンプレート] に移動しします。
- テンプレートを選択し、[タスク] > [バージョン] をクリックします。[バージョン] ダイアログが開きます。
- バージョンを選択し、[タスク] > [設定監査] をクリックします。