RAS ウェブ管理サービスの構成

最初に、以下のように RAS ウェブ管理サービスを構成する必要があります。

  1. RAS 管理ポータルで、右上の [ユーザー] アイコンをクリックし、[管理ポータルの構成] を選択します。
  2. 再度サインインを求められます。なお正常にサインインするためには、RAS ウェブ管理サービスがローカルサーバー上で稼働している必要があります。これは、リモートサーバーのユーザーが RAS ウェブ管理サービスの構成ページアクセスするのを防ぐためです。
  3. ローカル管理者またはドメイン管理者のメンバーのユーザー名とパスワードを入力し、 [サインイン] をクリックします。
  4. [RAS 管理ポータルの構成] ページが開きます。
  5. [RAS ファームアドレス] フィールドに、この RAS 管理ポータルで管理する RAS ファームのアドレスを指定します。これは、ファームにインストールされている RAS Connection Broker のアドレスです。
  6. [詳細設定] セクションで以下を指定します。
    • 証明書:この接続に使用する証明書です。[アップロード] をクリックして、証明書を選択します。
    • 証明書のパスワード: 証明書のパスワードです。
    • ポート: RAS 管理ポータルが接続を待機するポート番号です。デフォルトのポートは 20443 です。この番号は、RAS Secure Gateway ポートと競合しないように設定されています。可能であれば 443 に変更することもできます。その場合、接続 URL にポート番号を含める必要はありません。また、任意のカスタムポートに変更することも可能です。たとえば、デフォルトの”URL”: ”https://*:20443”を”URL”: ”http://*:20080”に変更できます。
    • 管理セッションのタイムアウト: 管理者セッションが切断されるまでの時間です。
    • ポーリング間隔: RAS 管理ポータルで表示されている情報を更新する間隔です。多数の管理者が同時に作業している場合や、多数のホストまたセッションなどが存在する場合は、この値を最大 30 秒まで増やすことができます。
  7. 入力を終えたら、[保存] をクリックします。
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