サーバーのファイル転送を構成
RD セッションホスト、プロバイダー、リモート PC でリモートファイル転送を構成するには、次の手順を実行します。
- Parallels RAS Console で、[ファーム] カテゴリーを選択して、中央のペインでサーバータイプ(RD セッションホスト、プロバイダー、リモート PC)を選択します。
- 右ペインでサーバーを右クリックして、[プロパティ] を選択します。
- [Agent 設定] タブを選択します。
- [ファイル転送コマンドを許可] オプションを選択し、[構成] ボタンをクリックします。ダイアログが表示され、以下のようにリモートファイル転送のオプションを指定できます。
- [方向] ドロップダウンリストで、次のいずれかを選択します。
- クライアントからサーバーのみ: クライアントからサーバーへのファイル転送のみ。
- サーバーからクライアントのみ: サーバーからクライアントへのファイル転送のみ。
- 双方向: 双方向のファイルを転送が可能。
- [ロケーション] フィールドには、デフォルトのアップロード先として使用するフォルダーの UNC パスを指定します。ここで指定されたパスは、ユーザーがリモートサーバーからファイルをダウンロードしようとしたときの、デフォルトのソースロケーションとしても使用されます。ドロップダウンリストであらかじめ定義されているロケーションから選択するか、独自のロケーションを指定することができます。Windows の標準的な環境変数である、%USERNAME%、%USERDOMAIN%、%USERPROFILE% を使用することができます。アップロードまたはダウンロードの実行中にロケーションが見つからない場合は、標準(デフォルト)のダウンロードロケーションが使用されます。
- [位置情報の変更を許可しない] オプションにより、[ロケーション] フィールドで指定された UNC パスをユーザーが変更することを禁止します。このオプションを有効にすると、ファイルのアップロードまたはダウンロードを行う際に、ユーザーが別のロケーションを選択できなくなります。このオプションを無効にすると、ユーザーは別のロケーションを指定できるようになります。