一般管理タスク

公開済みのリソースを表示するには、Parallels RAS Console で [公開] カテゴリーを選択します。中央のペインで、(折りたたまれている場合は) [公開済みのリソース] ノードを展開し、リソースを確認します。

リソースを右クリックしてコンテキストメニューを開きます。メニューには次のオプションがあります。

  • 追加 : 公開ウィザードを開始します。このウィザードは、リソースを公開するために使用できます。
  • 新しいフォルダー : フォルダーを [公開済みのリソース] ツリーに追加できます。フォルダーについては、 「フォルダーの管理」 セクション で説明しています。
  • 検索 : リソースのリストを名前で検索できます。
  • 複製 : 選択されたリソースを複製します。同じ種類の複数のリソースを公開できますが、ニーズに合わせてそれらをさまざまに構成することができます。
  • 削除 : 公開済みのリソースを Parallels RAS ファームから削除します。ファームから公開済みのリソースアイテムを削除するだけです。実際のアプリケーションは影響を受けません。不慮の削除を防ぐために、確認用のダイアログボックスが表示されます。
  • ステータス : [有効] [無効] [メンテナンス中] から選択します。リソースが無効またはメンテナンス中の場合、ユーザーはそのリソースを利用できません。無効にしたリソースは、Parallels Client で使用可能なリソースリストには表示されません。メンテナンス中のリソースは表示されますが、グレーアウトされています(ユーザーポータルでは、リソース名にステータスが表示されています)。ユーザーがリソースを開こうとすると、メッセージが表示されます。このメッセージは、 「公開済みリソースのサイトのデフォルト値」 でカスタマイズできます。

    なお、公開済みフォルダーのステータスを設定すると、そのフォルダーに含まれるすべてのサブフォルダー(存在する場合)とリソースに親フォルダーのステータスが継承されます。

  • 権限の委任 : [権限の委任] ダイアログを開き、ユーザーを追加して公開する権限を付与できます。
  • 設定監査 : 公開済みリソースに最近加えられた変更を確認して、元に戻すことができます。元に戻すことができる変更には、作成、削除、アップデートなどがあります。
  • ターゲットの確認 : 選択されたリソースに対して指定されたターゲットが有効かどうかを確認します。ターゲットを確認するには、リソースを選択して、 [アプリケーション] タブをクリックします。
  • フィルターを変換して識別子を保護 : リソースのフィルタリングが WinNT または LDAP を使用して指定されている場合は、このオプションを使用してリソースを SID(セキュア識別子)に変換することができます。詳細については、 「フィルタールールの使用」 を参照してください。
  • 実行中のインスタンス : [実行中のプロセス] ダイアログが開きます。ダイアログの詳細については、 「セッションの管理」 > 「実行中のプロセスを管理」 を参照してください。ダイアログが開くと、プロセスリストにフィルターが適用され、選択された公開済みのリソースのプロセスのみが表示されます(リソース ID は値として使用されます)。リストをさらにフィルタリングして、特定のユーザー( [ユーザー名] 列)のプロセスのみを表示することができます。

画面の下部にある処理アイテムで次の処理を実行できます。

  • 追加 : 前述の [追加] メニュー項目と同じ処理です。
  • 新しいフォルダー : 前述の [新しいフォルダー] メニュー項目と同じ処理です。
  • 削除 : 前述の [削除] メニュー項目と同じです。
  • 上に移動 : 選択された公開済みのリソースアイテムをリスト内で上へ移動させます。
  • 下に移動 : 選択された公開済みのリソースアイテムをリスト内で下へ移動させます。
  • 無効 : 前述の [無効] メニュー項目と同じです。
  • ソート : リソースをアルファベット順でソートします。この処理項目を有効にするには、 [公開済みのリソース] ノード(最上位のノード)または個別の項目が含まれるフォルダーを選択する必要があります。
  • 検索 : 前述の [検索] メニュー項目と同じです。
  • 実行中のインスタンス : 前述の [実行中のインスタンス] メニュー項目と同じです。
  • 有効なアクセス : 特定のユーザーが利用できる公開済みのリソースを表示できます。詳細については、 「有効なアクセスの確認」 を参照してください。

公開済みのリソースに変更を加えた後は、必ず [適用] ボタンをクリックして、変更内容を Parallels RAS ファームで確定してください。

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