Windows デバイスグループ
[Windows デバイスグループ] タブ([デバイスマネージャー] カテゴリー)を使用すると、管理対象の Windows デバイスをグループ化してまとめて管理できます。
Windows デバイスグループの作成
Windows デバイスグループを作成するには、次の操作を実行します。
- [デバイスマネージャー] カテゴリーの [Windows デバイスグループ] タブに移動し、[タスク] > [追加] をクリックします。
- [メイン] タブページで、[グループ名] と [説明](オプション)を指定します。
- [OS 設定] タブで以下のオプションを設定します。
- リムーバブルドライブを無効にする。管理対象の Windows デバイスでリムーバブルドライブのマウントを無効にします。
- プリントスクリーンを無効にする: [プリントスクリーン] キーを無効にします。
- デスクトップを置換: この機能は、Windows コンピューターをシンクライアントのように動作させます。この機能を有効にすると、ユーザーはシステム設定の変更や新しいアプリケーションのインストールを制限されます。管理者は、Parallels RAS から公開済みのリソースに加えて、ローカルアプリ(コンピューターにすでにインストールされているもの)をアプリリストに追加できます。このオプションを選択する場合、[管理者モードパスワード] フィールド(下記)で、コンピューターのユーザーモードと管理者モードを切り替えるために使用する管理者パスワードを指定します。
- キオスクモード: キオスクモードを有効にします。これにより、グループ内のコンピューターでの電源の再投入機能(再起動、シャットダウン)が無効にされます。コンピューターを管理者モードに切り替えても、電源機能は使用できます。
- クライアントをデスクトップとして使用。このオプションが選択されている場合、Parallels Client はフルスクリーンモードで実行されます。ユーザーはスクリーンを最小化できません。Parallels Client が Windows 8.x でキオスクモードから抜け出す問題に対処するには、このオプションを選択します。この問題は、タイルベースの UI で、または "ドラッグして閉じる" 機能を使用中に明らかになる場合があります。
- 管理者モードパスワード: Windows デスクトップが置換されたとき、ユーザーモードと管理者モードを切り替えるためのパスワードを指定します(上記の「デスクトップを置換」を参照してください)。
- [ファイアウォールの設定」] タブで、ファイアウォールを有効/無効にしたり、必要に応じて受信ポートを追加したりします。
- Windows デバイスユーザーのデスクトップをリモートで制御する前にそのユーザーにプロンプトを表示するために、[シャドーイング] タブで [承認要請] オプションを選択します。有効にすると、ユーザーは接続を拒否できます。詳細については、「Windows デバイスの管理」を参照してください。
グループへの Windows デバイスの追加
Windows デバイスをグループへ追加するには、次の操作を実行します。
- [デバイスマネージャー] > [デバイスマネージャー] タブに移動します。
- 1 つ以上のデバイスを選択し、[タスク] をクリック(または右クリック)し、[グループに移行] を選択します。
- グループを選択し、[OK] をクリックして設定を保存します。
これで、管理者は、デバイスのグループで、標準的な Windows の電源操作(電源オン、電源オフ、再起動、ログオフ)を実行できます。