スマートカードログオン証明書テンプレートの作成
スマートカードログオン証明書テンプレートを作成するには、以下の手順を実行します。
- 認証局サーバーの管理ツールから認証局管理コンソール(MMC)を起動します。
- CA を展開し、[証明書テンプレート] フォルダーを右クリックし、[管理] を選択します。
- ”スマートカードログオン”証明書テンプレートを右クリックして [複製] を選択します。
- 新しいテンプレートプロパティが [全般] タブに表示されます。テキストボックスにテンプレート名を入力します。スペースのない実際の名前が 2 番目のテキストボックスに自動的に表示されます。その名前を覚えてください。後で SAML 機能を構成するときにその名前が必要になります。このタブのオプションを以下のように構成してください。
- テンプレート表示名: PrlsSmartcardLogon
- テンプレート名: PrlsSmartcardLogon
- 有効期間: 1 年以内
- 更新期間: 6 週間
- Active Directory の証明書を発行する: OFF
- Active Directory に重複する証明書がある場合、自動的に再登録しない: OFF
- [暗号化] タブを選択して、以下の値を設定します。
- プロバイダーのカテゴリ: レガシ暗号化サービスプロバイダー(読み取り専用)
- アルゴリズム名: CSP によって設定
- 最小キーサイズ: 2048
[要求で使用できる暗号化サービスプロバイダーを選択してください] セクションで [以下のプロバイダーのうちいずれか 1 つ] を選択します。以下のプロバイダーリストに含まれている [Microsoft Strong Cryptographic Provider] 以外のすべてのオプションをクリアし、そのプロバイダーを優先プロバイダーとして設定します。
[X] Microsoft Strong Cryptographic Provider
[ ] Microsoft Enhanced Cryptographic Provider v 1.0
[ ] Microsoft Base Cryptographic Provider v 1.0
[ ] Microsoft Enhanced RSA and AES Cryptographic Provider
- [発行の要件] タブを選択して、以下の値を設定します。
- CA 証明書マネージャーの許可: OFF
- 次の数の認証署名: 1
- 署名に必要なポリシーの種類: アプリケーションポリシー
- アプリケーションポリシー: 証明書の要求エージェント
- 登録と同じ要件: ON
- [セキュリティ] タブを選択して、以下の手順を実行します。
- [追加] をクリックします。
- 登録エージェントユーザーアカウントを追加します。
- ”読み取り”と”登録”のアクセス許可を選択します。[適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
証明書テンプレートの発行
作成した証明書テンプレートを発行するには、以下のようにします。
- 認証局を再び実行し、[証明書テンプレート] を右クリックして [発行する証明書テンプレート] をクリックします。
- 前の手順で作成した証明書テンプレート(Prls Smarcard Logon)を選択して、[OK] をクリックします。
- その証明書テンプレートが [証明書テンプレート] リストに表示されます。