ホストを管理(Azure Virtual Desktop)

Azure Virtual Desktop ホストを管理するには、[ファーム] > [サイト] > [Azure Virtual Desktop] に移動し、[ホスト] タブを選択します。

利用可能なすべてのホストプールに存在するホストのリストが表示されます。表をフィルタリングして、特定のプールのホストを表示したり、他の基準を使用してホストを表示したりすることができます。フィルタリングするには、虫眼鏡アイコンをクリックして、対象となる 1 つまたは複数の列でフィルターを指定します。

ホストに対して実行できるタスクは、[タスク] メニューからアクセスできます。タスクには、以下が含まれます。

  • 追加: 利用可能なホストプールのいずれかにホストを追加します。後述の「ホストの追加」サブセクションを参照してください。
  • 割り当て: このオプションは、個人用ホストプールのホストに対して有効です。これにより、選択したホストをユーザーに割り当てることができます。ホストがすでに他のユーザーに割り当てられている場合は、割り当てを変更するかどうかの確認を求められます。尋ねられたら、Microsoft Entra ID ユーザーを選択します。割り当ては Azure で行われるので、処理中はホストのステータスが“割り当て中”に変わります。
  • 割り当て解除: 選択したホストからユーザーの割り当てを削除します。上記の「割り当て」を参照してください。このメニューオプションは、現在ユーザーが割り当てられているホストに対して有効です。処理中はホストのステータスが“割り当て解除中”に変わります。
  • 検索: フィルタリングにより、リスト内のホストを検索することができます。
  • セッションを表示: フィルタリングした [セッション] タブに切り替え、選択したホストのセッションを表示します。
  • 公開済みのリソースを表示: 選択したホストから公開されているリソースのリストを表示します。
  • アプリケーション情報を表示: 選択したホストに追加された MSIX アプリケーションパッケージが表示されます。
  • コントロール: 選択したホストのログオンの有効化または無効化、保留中の再起動のキャンセル(スケジューラーが作成)、無効になっている状態のキャンセル(スケジューラーが作成)などのコントロールオプションを設定します。詳細については、「スケジューラーの使用」を参照してください。
  • 起動停止リセット、再起動: 選択したホストで実行できる電源操作です。再起動操作(猶予)には 10 分間のタイムアウトがあります。この時間内に操作が完了しない場合は、リセット操作(強制)となります。
  • すべての Agent をアップグレード: 必要に応じて、リスト内にあるすべてのホストの Agent をアップグレードします。
  • 最適化の停止: ホストに最適化を適用した場合、初期の段階でキャンセルすることができます。詳細については、「最適化」を参照してください。
  • ツール: リモートデスクトップ、コンピューターの管理、サービス管理、イベントビューアー、PowerShell などの標準的な RAS ツールがあります。詳しい説明については、「コンピューター管理ツール」を参照してください。
  • トラブルシューティング: Agent の状態を確認し、必要に応じて更新することができます。また、ログの管理もできます。
  • 詳細: ホストが作成できなかった場合の詳細を表示します。このオプションを選択すると、失敗の理由といくつかの追加情報を表示するダイアログが開きます。
  • ライセンスタイプを変更: Azure のライセンスタイプを変更します。
  • 再作成: ホストを再作成します。
  • 削除: リストおよび所属するホストプールからホストを削除します。ホストプールのプロビジョニングタイプに応じて、ホスト(仮想マシン)自体を保持または削除します。テンプレートから作成されたホストは完全に削除されます。スタンドアロンホストの場合は削除されないので、仮想マシンはそのまま残ります。
  • 更新: リストを更新します。

ホストの追加

[ホスト] タブから、ホストをホストプールに追加することができます。このためには、次の操作を実行します。

  1. [タスク] > [追加] をクリックします。
  2. [ホストの追加] ダイアログで、対象のホストプールを選択します。選択したホストプールに設定されているプロビジョニングタイプに応じて、次の操作を行います。
    • スタンドアロン: リストから 1 つ以上のホストを選択します。また、下部のオプションを選択して、Parallels RAS によって管理されていない Azure 上に存在する他の既存ホストプールのホストを表示することもできます。
    • テンプレート: テンプレートからプールに追加するホストの数を指定します。
  3. [OK] をクリックします。
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