セッション情報

ユーザーセッションを表示するには、 [セッション] > [ユーザーセッション] に移動します。このリストには、RD セッションホストや VDI など、利用可能なすべてのタイプのホストに存在するユーザーセッションが含まれています。

テーブルの列を表示または非表示にするには、歯車のアイコンをクリックして、列名を選択またはクリアします。

セッションの詳細を表示するには、セッションを選択し、ユーザー名をクリックします。これにより、 セッション情報 ビューが開き、セッション情報が表示されます。

以下のグループが表示されます。

  • セッションセットアップ : 一般的なセッション情報が表示されます。
  • セッションの詳細 : 現在のセッションの状態、ログオン時間、受信/送信データサイズ、および一般的なセッション情報が表示されます。
  • ユーザーエクスペリエンス : ユーザーエクスペリエンスを評価するために使用できるメトリクスが表示されます。
  • ログオンの詳細 : ログオンプロセスを評価するために使用できるログオンメトリクスが表示されます。
  • 接続の詳細 : 接続と認証の詳細を表示します。
  • クライアントの詳細 : ユーザーデバイスと Parallels Client のタイプとバージョンに関する情報を表示します。

Parallels RAS 18 では、25 を超える新しいセッション詳細メトリクスが導入されています。以下の表は、これらの新しいメトリクスと既存の重要なメトリクスの概要を示しています。

セッションセットアップ

メトリクス

説明

セッションホスト*

セッションホスト名

ソース*

セッション カテゴリーのみ。

ホストタイプ: RDSH(VDI 経由の場合も含む)、VDI、リモート PC(VDI 経由のみ)、Azure Virtual Desktop。

* Parallels RAS 18.1 で導入された新機能

セッションの詳細

メトリクス

説明

セッションの状態

アクティブ状態、アイドル状態、切断など

ログオン時間

セッションが確立した日時

セッションの長さ

セッションが確立した時間

アイドル時間

セッションがアイドル状態だった時間

受信データ*

クライアントから受信したデータ量

送信データ*

クライアントに送信したデータ量

解像度

セッションの解像度

色深度

セッションの色深度

帯域幅の使用状況*

クライアントの帯域幅使用状況

* Parallels RAS 18.0 で導入された新機能

ユーザーエクスペリエンス

メトリクス

説明

UX エバリュエーター*

クライアント側の最初の手順(ユーザーのアクション)から最後の手順(レスポンスの画像表示)までの時間間隔を測定したものです。

接続品質*

接続品質を判定(「悪い」〜「非常に良い」)

遅延 *

ネットワーク遅延

トランスポートプロトコル*

TCP または UDP(RDP 経由)

帯域幅の可用性*

クライアント側の帯域幅の可用性

再接続*

現在のセッションで開始時に接続不良で再接続した回数(正常接続は除く)

最終再接続*

現在のデバイスのセッションで接続不良で再接続した回数(正常接続は除く)

切断の理由*

最終セッションの切断理由

* Parallels RAS 18.0 の新機能

ログオンの詳細

メトリクス

説明

ログオン期間*

ログオンにかかる時間(UI での待機時間を除く)。

ログオン期間の内訳*

接続時間

認証期間

ホストの準備(負荷分散アルゴリズムを含む)

ユーザープロファイルの読み込み時間

RAS ポリシーの検索

グループポリシーの処理時間

デスクトップの読み込み時間

その他

ユーザープロファイル*

使用中のユーザープロファイル形式: FSLogix、ユーザープロファイルディスク、その他(エラーコードなどの付加情報も含む)。

* Parallels RAS 18.0 で導入された新機能

接続の詳細

メトリクス

説明

接続モード

クライアントが使用する接続モード(例: GW SSL)。

認証タイプ

クライアントが使用する認証タイプ(例: 資格情報)。

MFA プロバイダー

クライアントが使用する MFA プロバイダー(存在する場合)。

フロー

接続がリソースホストに到達するまでに通過するすべてのホスト(HALB、Gateway、セッションホスト)を一覧表示します。

クライアントの詳細

メトリクス

説明

デバイス名

セッションが確立されたデバイス名

IP アドレス

クライアントのプライベート IP アドレス

クライアント OS*

クライアントで実行されているオペレーティングシステム

クライアント OS バージョン*

クライアントで実行されているオペレーティングシステムのバージョン

クライアントバージョン*

使用中の RAS クライアントのバージョン

* Parallels RAS 18.0 で導入された新機能

セッション情報のエクスポート

セッション情報を CSV ファイルにエクスポートするには、ナビゲーションバーの [エクスポート] をクリックして、場所とファイル名を指定します。

省略記号のメニューで [エクスポート] をクリックして、メインセッションリストからセッション情報をエクスポートすることもできます。リストで選択する項目に応じて、以下のものがエクスポートされることに注意してください。

  • シングルセッション - そのセッションに関する情報がエクスポートされます。
  • マルチセッション - 選択したすべてのセッションの情報がエクスポートされます。
  • 選択なし - 現在のすべてのセッションに関する情報がエクスポートされます。エクスポートされた CSV には、エクスポートされたセッションの詳細と、以下の形式でエクスポートされた詳細が含まれます。

%Administrator% により %date% %time% にエクスポートされた Parallels RAS ファーム %Farm name% およびサイト %Site name% からのセッション詳細(RD セッションホストなどの %Server type%)

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