ステージ 1: Agent ソフトウェアのチェックとインストール

RAS テンプレートの作成を開始するには、次の操作を実行します。

  1. RAS コンソールで、[ファーム] / [<サイト>] / [VDI] に移動します。
  2. 右ペインで [RAS テンプレート] タブを選択します。
  3. [タスク] ドロップダウンメニューで [追加] をクリックします(または [+] アイコンをクリックします)
  4. ダイアログが開いたら、RAS テンプレートの作成元になるゲスト VM を選択し、[OK] をクリックします。
  5. [Parallels RAS テンプレートウィザードを作成] が開きます。各ウィザードページは、画面に表示される順序で、下で説明されています。

テンプレートタイプ

ウィザードの最初のページで、作成するテンプレートタイプを選択します。[バーチャルデスクトップ] または [RD セッションホスト] から選択します。詳細については、「テンプレートタイプ」を参照してください。

エージェントをチェック

次のページで、ウィザードは、選択された VM に RAS Guest Agent がインストールされているかどうかを確認します。チェックの終了を待ち、[ステータス] フィールドを調べます(ページの下部近く)。結果に応じて、次のいずれかを実行します。

  • Agent ソフトウェアがインストールされている場合は、[次へ] をクリックして、続行します。ここで読むのを止め、「ステージ 2。RAS テンプレートの構成」について説明している次のセクションに進みます。
  • ソフトウェアがインストールされていない場合は、下記のようにインストールする必要があります。

Agent ソフトウェアをインストールするには、最初に [Guest Agent 展開設定をカスタマイズする] リンクをクリックし、ダイアログが開いたらオプションを指定します。強制されるオプションはないため、必要に応じて、オプションを選択またはクリアします。RAS テンプレートタイプにより、下記のようにオプションが異なることに注意してください。

[仮想デスクトップ]。

  • [ファイアウォールルールを追加する]。ゲスト VM で自動的にファイアウォールルールを構成します。
  • [リモートデスクトップ接続を許可する]。VM でリモートデスクトップアクセスを自動的に構成するように選択します。
  • [リモートデスクトップユーザーグループに追加するユーザーまたはグループを指定]。このオプションを選択し、[+] アイコンをクリックして、特定のユーザーをグループに追加します。

[RD セッションホスト]。

  • [ファイアウォールルールを追加する]。ゲスト VM で自動的にファイアウォールルールを構成します。

    注: 別のステップで、Network Discovery UDP ポート 137 をゲスト OS のドメインファイアウォールプロファイルで有効にする必要があります。これは、ドメイングループポリシーにより、またはゲスト OS で手動で実行できます。

  • [RDS 役割をインストール]。ゲスト VM に RDS 役割をインストールします。
  • [デスクトップエクスペリエンスを有効にする]。Windows でデスクトップエクスペリエンス機能を有効にします。
  • [必要な場合にサーバーを再起動]。必要な場合は VM を再起動します。
  • [リモートデスクトップユーザーグループに追加するユーザーまたはグループを指定]。このオプションを選択し、[+] アイコンをクリックして、特定のユーザーをグループに追加します。

オプションの指定が完了したら、[OK] をクリックしてダイアログを閉じます。

次に、[インストール] ボタンをクリックし、画面上の指示に従って、Agent ソフトウェアをインストールします。

ヒント: ホスト名として指定された名前でゲスト VM にアクセスできない場合は、ゲスト VM 名をダブルクリックして、正しい IP アドレスに変更します。

完了したら、[Agent をチェック] ウィザードページの [ステータス] フィールドを見て、Agent ソフトウェアがインストールされていることを確認します。インストールされている場合は、「ステージ 2。RAS テンプレートの構成」について説明している次のセクションに進みます。