RD セッションホストを追加
最初に、RD セッションホストをファームに追加する必要があります。このチュートリアルでは、Parallels RAS がインストールされるローカルサーバーを追加します。
RD セッションホストをファームに追加するには、次の操作を実行します。
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[RD セッションホストを追加]
をクリックします。
[RD セッションホストを追加]
ウィザードが開きます。
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1 つ以上のサーバーを選択します。ページ下部の編集ボックスにサーバー名を入力して、プラス記号アイコンをクリックすることもできます。このチュートリアルでは、すべての Parallels RAS コンポーネントを単一のサーバーにインストールするので、"localhost" と入力できます。
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[次へ]
をクリックします。
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次のページで、以下のオプションを指定します。
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[ファイアウォールルールを追加]
。サーバー上で実行されている Windows で Parallels RAS が必要とするファイアウォールルールを追加します。詳細については、
「ポート参照」
を参照してください。
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[RDS 役割をインストール]
: インストールされていない場合は、RDS 役割をサーバーにインストールします。このオプションは常に選択する必要があります。
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デスクトップエクスペリエンスを有効にする
: サーバー上で実行されている Windows でデスクトップエクスペリエンス機能を有効にします。このオプションは、[RDS 役割をインストール] オプション(上記)が選択されている場合のみ有効です。このオプションは、デスクトップエクスペリエンス機能がデフォルトで有効にされていない、Windows Server 2008 R1/R2 および Windows 2012 R1/R2 に適用されます。
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必要な場合にサーバーを再起動
: 必要な場合にサーバーを自動的に再起動します。必要に応じて、手動でサーバーを再起動することもできます。
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サーバーをグループに追加
: サーバー(1 台または複数)をグループに追加します。このオプションの下にあるリストボックスで希望するグループを選択します。グループについて詳しくは、
「RD セッションホストのグループ化」
セクションで説明します。このウィザードの使用方法のみを学習している場合は、このオプションをスキップできます。
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[次へ]
をクリックします。
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次のページでは、サーバー上で実行されている Windows でリモートデスクトップユーザーグループにユーザーとグループを追加できます。これは、Parallels RAS ユーザーが RD セッションホストでホストされている公開済みのリソースにアクセスするために必要です。ユーザーやグループを指定するには、表示されているオプションを選択し、
[+]
アイコンをクリックします。
[ユーザーまたはグループを選択]
ダイアログで、ユーザーまたはグループを指定して、
[OK]
をクリックします。選択されたユーザー/グループがウィザードページのリストに追加されます。
注:
このステップをスキップし、ユーザーが RD セッションホストでリモートデスクトップユーザーグループのメンバーではない場合は、このサーバーから公開されたリソースにアクセスできません。必要に応じて、標準 Windows ツールを使用してグループにユーザーを追加できます。詳細については、Microsoft Windows マニュアルを参照してください。
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[次へ]
をクリックします。
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次のページで、設定を確認して、
[次へ]
をクリックします。
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[RAS RD セッションホスト Agent をインストール]
ダイアログが開きます。指示に従って、Agent をインストールします。インストールが完了したら、
[完了]
をクリックしてダイアログを閉じます。
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ウィザードに戻り、
[完了]
をクリックしてウィザードを閉じます。
RD セッションホストがファームに追加されていることを確認するには、
[ファーム]
カテゴリ(Parallels RAS Console ウィンドウの左ペインの
[開始]
カテゴリの下)をクリックし、ナビゲーションツリー(中央のペイン)で
[RD セッションホスト]
をクリックします。サーバーは、
[RD セッションホスト]
リストに表示されています。
[ステータス]
列に、警告メッセージが表示されることがあります。警告メッセージが表示された場合は、サーバーを再起動します。
[ステータス]
列に、”OK”と表示されている場合、RD セッションホストは正常に機能しています。
次に、
RD セッションホストからアプリケーションを公開する
方法について説明します。
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