リモート PC

RD セッションホストや VDI ゲスト VM だけでなく、サポートされているバージョンの Windows を実行しているスタンドアロンのリモート PC からも、リソースを公開できます。リモート PC として、物理マシンや、物理 PC として扱われる仮想マシンを使用できますが、通常は物理コンピューターを使用します。ネットワークに仮想マシンがある場合は、仮想マシンを VDI インフラストラクチャの一部として使用することをお勧めします。「VDI とバーチャルデスクトップ」の章を参照してください。ただし、ゲスト VM のクローン作成機能を必要としない場合や、エンドユーザーがカスタマイズのために完全な管理者権限を必要としている場合などは、仮想マシンをリモート PC として使用できます。その判断はお客様次第です。

注: リモート PC をプールに組み込んでプールのメンバーとして管理することも可能です。リモート PC プールでは RAS VDI インフラストラクチャを使用します。この章で取り上げる単体のリモート PC とは動作が異なります。詳細については、「リモート PC プール」を参照してください。

この章では、リモート PC をサイトに追加する方法と、そのリモート PC からリモートアプリケーションおよびデスクトップを公開する方法について説明します。

この章の構成

リモート PC の追加

手動による Remote PC Agent のインストール

リモート PC の構成

リモート PC のサマリの表示

コンピューター管理ツールの使用

リモート PC からの公開