CPU とメモリ

[CPU とメモリ] 設定を使用すると、以下のことが行えます。

macOS アプリケーションまたは Windows アプリケーションのパフォーマンスを最適化する

Parallels Desktop で、現在使用中のアプリケーションまたはプログラムに応じて、macOS または Windows のパフォーマンスを自動的に最適化できるよう設定するには、以下の操作を実行します。

  • [アダプティブハイパーバイザーを有効にする] を選択します。Windows アプリケーションを使用している場合は、より多くのリソースが Windows に割り当てられ、Mac OS X アプリケーションを使用している場合は、Mac OS X により多くのリソースが割り当てられます。

ネストされた仮想化サポートを有効にする

注: この機能は Parallels Desktop for Mac Pro Edition でのみ利用できます。

Parallels Desktop 13 では、Windows 8 および Windows Server 2012 の仮想マシン内で Hyper-V 仮想マシンを実行することや、Xen および KVM に対応する Linux バージョンで Xen およびカーネルベースの仮想マシン(KVM)を実行することができます。

注: 仮想マシン内で仮想マシンを実行すると、ホスト側の仮想マシンのパフォーマンスが若干低下する可能性があります。

ネストされた仮想化のサポートを有効にするには、 [ネストされた仮想化を有効にする] を選択します。

Windows Phone アプリケーションを作成またはテストする場合は、最初に Windows Phone Emulator を実行できるよう Windows を構成 してください。

警告: 実稼働環境で Hyper-V 仮想マシンを使用しないでください。Microsoft® は Hyper-V のネスト化をサポートしていないため、仮想マシンの動作が不安定になる可能性があります。

PMU 仮想化サポートを有効にする

注: この機能は Parallels Desktop for Mac Pro Edition でのみ利用できます。

ソフトウェアの開発に仮想マシンを使用している場合、Intel VTune Amplifier や OProfile などのパフォーマンスモニタリングツールを使用してコードを最適化できます。

パフォーマンスモニタリングツールの使用を開始するには、以下の操作を実行します。

  1. [PMU 仮想化] を選択して、PMU(Performance Monitoring Unit)仮想化サポートを有効にします。
  2. 仮想マシンをスタートします。
  3. 組み込みのプロファイリングユーティリティの使用を開始するか、任意のパフォーマンスモニタリングツールをダウンロードしてインストールします。

注意:

1.PMU 仮想化のサポートは、Windows 仮想マシン(Windows XP 以降)および Linux 仮想化で有効にできます。

2.PMU 仮想化のサポートを有効にすると、仮想マシンのパフォーマンスがやや低下する可能性があります。