Parallels Desktop の設定を構成する

Google 管理コンソールの Parallels Desktop に関する設定では、ユーザーに対して Parallels Desktop の使用を許可するかどうかを管理できます。また Parallels Desktop Windows イメージの設定を指定します。

Parallels Desktop イメージの設定を指定するには、次の手順を実行します。

  1. Google 管理コンソールにサインインします。
  2. ホームページで、[デバイス] をクリックします。
  3. [Chrome デバイス] をクリックします。
  4. 左側のペインで、Chromebook ユーザーが所属する組織単位を選択します。
  5. 左上のナビゲーションバーでドロップダウンメニューを展開して、[設定] を選択します。

    005 - Devices - Settings.png

  6. [ユーザーとブラウザー設定] タブで、下方向にスクロールして、[Parallels Desktop] の設定に移動します。すばやく移動するには、上部の”検索またはフィルターの追加”に”Parallels”と入力してください。

    016 - VM-Image-URL.png

次のように設定を行います。

Parallels Desktop

ドロップダウンメニューで、[Parallels Desktop の使用をすべてのユーザーに許可する] を選択します。これにより、Parallels Desktop Windows イメージをダウンロードして、Chromebook で Windows を実行できるようになります。

Parallels Desktop Windows イメージ

イメージをダウンロードする場所とチェックサムを指定します。

  • URL: Windows イメージをダウンロードできる URL を入力します。たとえば、http://storage.enterprise.net/VMs/PvmDefault.pvm.zip のように入力します。URL には、プロトコル(HTTP または HTTPS)と Parallels Desktop Windows イメージのファイル名/パスを含める必要があります。
  • SHA-256 ハッシュ: イメージファイルの SHA-256 ハッシュ(チェックサム)を指定します。vmc export コマンド(イメージのエクスポートに使用)には、エクスポートしたイメージの SHA256 ハッシュを生成するオプションが付けられています。ハッシュは、同じ保存先フォルダーの”name.sha256.txt”というファイルにエクスポートされます。「Windows イメージをエクスポートする」を参照してください。

必要なディスク領域

空きディスク領域の制限を指定します(GB 単位)。推奨される最小値は、元の Parallels Desktop Windows イメージ(アーカイブとしてエクスポートする前)のサイズに 20GB を加えた値です。ユーザーが Windows やアプリケーションの更新、ドキュメント、その他のデータ用に十分なディスク容量を確保したい場合は、さらに大きな領域を指定できます。

ヒント: 元の Parallels Desktop Windows イメージのサイズを確認するには、Crosh ターミナルで vmc list コマンドを実行します。このコマンドにより、イメージ名とそのサイズがバイト単位で表示されます。

診断情報

これはオプションの設定ですが、有効にすることをお勧めします。これにより、Parallels Desktop を要件に合わせてさらに改良する際に、ご利用の構成と使用法が優先されるようになります。

設定を保存するようメッセージが表示されたら、[保存] をクリックします。

「エラーコード 」も参照してください