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RAS Console での HALB アプライアンスの構成

HALB アプライアンスをインストールしたら、次のように、RAS Console で HALB アプライアンスを構成する必要があります。

RAS Console で、 [ファーム] / <サイト名> / [HALB] に移動します。

0.11.0.Farm.HALB.bmp

[HALB] タブページ

高可用性ロードバランスを有効にするには、 [HALB を有効化] を選択します。

次のように [仮想 IP] アドレスオプションを設定します。

  • 使用する IP バージョン(IPV4 または IPV6、あるいはその両方)を選択します。
  • IP アドレス(両方のバージョンが選択されている場合は複数の IP アドレス)を指定して、対応するプロパティ(サブネットマスク、プレフィックス)を指定します。これは、クライアントの接続先の IP アドレスです。この HALB アプライアンスおよび他の HALB アプライアンスで使用されているフローティング IP アドレスを使用することもできます。

[LB ゲートウェイペイロード] オプションを選択して、通常のゲートウェイ接続を負荷分散してから、 [構成] をクリックします。

  1. [HALB 構成] ダイアログボックスで、トラフィックをゲートウェイに転送するために HALB アプライアンスが使用するポート番号を指定します(ゲートウェイ上に構成されたポート)。
  2. HALB アプライアンスが負荷分散するゲートウェイを選択します。
  3. [OK] をクリックして [HALB 構成] ダイアログボックスを閉じ、 [HALB] タブページに戻ります。

必要に応じて、 [LB SSL ペイロード] オプションを選択して、SSL 接続を負荷分散してから、 [構成] をクリックします。

  1. [HALB 構成] ダイアログボックスで、トラフィックをゲートウェイに転送するために HALB アプライアンスが使用するポート番号を指定します(デフォルトでは 443)。
  2. [モード] ドロップダウンリストで [パススルー] または [SSL オフローディング] を選択し、SSL 暗号化解除プロセスが実行される場所を指定します。デフォルトでは、SSL 接続はゲートウェイに直接トンネリングされ(パススルーとも呼ぶ)、そこで SSL 暗号化解除プロセスが実行されます。

    [SSL オフローディング] モードを選択したら、 [構成] をクリックします。 [SSL] ダイアログボックスが開きます。

    [SSL オフローディング] モードでは、SSL 認証情報が HALB アプライアンスにインストールされている必要があります。 [SSL] ダイアログボックスで次のオプションを指定して、新しい認証情報を生成します。

    • 許可される SSL バージョン: SSL バージョンを選択します。
    • 暗号強度 : 必要な暗号強度を選択します。カスタムの暗号を指定するには、 [カスタム] を選択して、 [暗号] フィールドで暗号を指定します。

    [新しい証明書発行] をクリックし、必要な詳細情報を入力します。 [キーファイル] [証明ファイル] オプションのデータは自動的に読み込まれます。

    または、 [証明書要求の作成] をクリックし、詳細情報を入力して、 [保存] をクリックすると、証明書要求ウィンドウが表示されます。 [コピー] をクリックして要求をコピーします。この証明書要求を認証局に送信する必要があります。認証局から SSL 証明書を受け取ったら、 [パブリックキーのインポート] ボタンをクリックし、パブリックキーが含まれる証明書ファイルを選択します。

  3. [HALB 構成] ダイアログボックスで、HALB アプライアンスが負荷分散するゲートウェイを選択し、 [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

[HALB] タブページで残りのプロパティを構成します。

  1. HALB 経由で接続されている Windows デバイスの管理を有効にするには、 [クライアント管理 ] オプションを選択します。
  2. Windows デバイスで UDP トンネリングを有効にするには、 [RDP UDP データトンネリングを有効化] オプションを選択します。
  3. [デバイスあたりの最大セッション数] プロパティでは、同時に接続できる最大数を指定します。デフォルト値を使用するか、任意の値を指定します。

[デバイス] タブページ

  1. [デバイス] タブをクリックして、このファームで管理する HALB アプライアンスを追加します。
  2. アプライアンスを追加するには、次の操作を実行します。
  3. [タスク] > [追加] (または + アイコン)をクリックして、 [HALB デバイスの追加] ダイアログボックスを開きます。

    Parallels RAS は、ネットワーク上の HALB アプライアンスを検出し、それらをリストとして表示できます。検出された HALB アプライアンスをこのリストから選択することで、新しいアプライアンスを追加することをお勧めします。何らかの理由でアプライアンスを検出できない場合は、アプライアンスの IP アドレスを [IP アドレス] フィールドに指定することでアプライアンスを手動で追加できます。

  4. [OK] をクリックして、 [HALB デバイスの追加] ダイアログボックスを閉じます。アプライアンスは初期化され、 [デバイス] タブページのリストに追加されます。
  5. 最後に、新しい HALB 構成で [適用] をクリックし、追加したすべての HALB アプライアンスに構成を適用します。

詳細については、次のナレッジベースの記事(英語)を参照してください。http://kb.parallels.com/en/123082