Windows が遅くなった気がする

Windows のパフォーマンスが遅くなった気がする場合、次の操作を実行してください。

  • 使用していないアプリケーションやプログラムを終了します。 メモリを大量に消費する多数のアプリケーションやプログラムを同時に実行すると、Windows のパフォーマンスが遅くなる可能性があります。使用していないアプリケーションを終了します。このほか、アクティビティ モニタ (Mac OS X の Finder で [アプリケーション] > [ユーティリティ] を選択) を使用して、各アプリケーションが Mac のメモリをどれくらい使用しているのかを確認することもできます。これにより、パフォーマンス低下の原因となっている主なアプリケーションを把握することができます。
  • Windows に割り当てるメモリの量を変更する Parallels Desktop は、Mac で利用可能な RAM メモリの一定量を Windows に、残りを Mac OS X に割り当てるように設定されます。Windows に割り当てるメモリが多すぎると、Mac OS X の処理速度が低下し、それによって Windows プログラムの処理速度も低下する可能性があります。これは、プログラムが Mac OS X 上で実行されているからです。一方、Mac OS X に割り当てるメモリが多すぎる場合は、Mac OS X アプリケーションは良好に動作しますが、Windows プログラムの処理速度が低下する可能性があります。

    Windows と Mac OS X 両方のパフォーマンスを最適化するには、 Windows に割り当てるメモリ を推奨範囲内に設定してください。これは、[一般] 構成パネルのメモリ スライダの下にグラフィック表示されます (以下を参照)。

    PD6_Configuring 一般設定

  • ウイルス対策ソフトウェアによって、仮想マシンの処理速度が低下します。 ウイルス対策ソフトウェアをインストールすると、Windows のパフォーマンスが低下する場合があります。つまり、仮想マシンを保護するためには、パフォーマンスの低下は避けることができません。

    注意: 複数の Windows 版ウイルス対策ソフトウェアをインストールしないでください。

  • 同時に実行する仮想マシンの数は、なるべく少なくします。 Parallels Desktop を使用して複数の OS を同時に実行している場合、1 つ以上の OS を停止すると、残りの OS のパフォーマンスが向上します。
  • Windows をローカルで実行する: Mac に接続した外部記憶装置 (外部 USB ディスク ドライブなど) にインストールした Windows を起動すると、Mac にインストールした場合とくらべてパフォーマンスが遅くなります。
  • Windows の速度を調整する: Windows の処理速度を向上するには、 [最適化] ペインで [Windows の速度を調整する] を選択します
  • ログ メッセージを無効にする: Parallels Desktop 環境設定の [詳細] ペインで [詳細ログ メッセージを使用する] を選択すると、Parallels Desktop はより詳細なログ ファイルの作成を開始します。これは Parallels サポート チームにとっては有益なファイルとなりますが、ハードディスク領域の使用量が増加するだけでなく、システムのパフォーマンスが若干低下する可能性があります。

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