Microsoft Azure をプロバイダーとして追加
Microsoft Azure をプロバイダーとして追加するには、以下の操作を実行してください。
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RAS Console で、
[ファーム] > [サイト] > [プロバイダー]
に移動します。
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[プロバイダー]
タブで、
[タスク] > [追加] > [Microsoft Azure]
をクリックします。
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[クラウドコンピューティングを追加]
ウィザードが開きます。
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ウィザードで、以下の情報を指定します。
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名称:
プロバイダーの名前です。
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説明:
プロバイダーの説明です。
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管理資格情報:
Parallels Agent の展開に使用する管理者アカウントです。
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認証 URL:
Microsoft 認証サイトの URL が入力された状態になっています。変更が必要な場合や指示された場合を除き、デフォルト値のままにしておきます。
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管理 URL:
Microsoft 管理サイトの URL が入力された状態になっています。変更が必要な場合や指示された場合を除き、デフォルト値のままにしておきます。
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リソース URI
: Microsoft Azure のリソース URI が入力された状態になっています。変更が必要な場合や指示された場合を除き、デフォルト値のままにしておきます。
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テナント ID:
先ほど作成した Azure AD アプリの [Directory(テナント)ID] の値。
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サブスクリプション ID:
自分の Microsoft Azure サブスクリプション ID。
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アプリケーション ID:
先ほど作成した
Azure AD アプリの [アプリ(クライアント)ID] の値。
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アプリケーションキー:
先ほど作成した
Azure AD アプリの [クライアントシークレット] の値。
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[詳細設定]
リンクをクリックして、以下のオプション設定を構成できるダイアログを開きます。
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専用 Provider Agent の使用:
このオプションがクリアされている場合(デフォルト)、組み込みの RAS Provider Agent が使用されます。専用 RAS Provider Agent を使用する場合は、このオプションを選択し、サーバーの FQDN または IP アドレスを指定します。
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Agent アドレス:
上にあるオプションを選択すると、このオプションが有効になります。RAS Provider Agent がインストールされている(またはこれからインストールされる)サーバーの FQDN または IP アドレスを指定します。物理ボックスまたは仮想マシンのいずれかを指定できます。
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任意の Connection Broker:
このプロバイダーの推奨 Agent にする RAS Connection Broker を選択します。詳細については、
「VDI の高可用性の実現」
を参照してください。
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[次へ]
をクリックします。ウィザードには新しいプロバイダーが表示され、RAS Provider Agent のステータスも確認できます。問題がなければ、
[完了]
をクリックしてウィザードを終了します。問題があれば、
[戻る]
をクリックし、必要に応じて間違いを修正します。
RAS Console の
[プロバイダー]
タブに、新しいプロバイダーが表示されます。次の手順に従って、プロバイダーの追加を完了させます。
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[適用]
をクリックして変更を適用します。
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[ステータス]
列の値を確認します。
[OK]
以外の値であれば、プロバイダーを右クリックし、
[トラブルシューティング]
>
[Agent をチェック]
を選択します。Agent のステータスを確認し、必要な場合はインストールしてから、
[OK]
をクリックします。
[プロバイダー]
タブの
[ステータス]
列が
[OK]
になります。
プロバイダー構成の変更
プロバイダーの構成を表示し、変更するには、テンプレートを右クリックして
[プロパティ]
を選択します。開いたダイアログを使用して、プロバイダーのプロパティを表示し、変更します。
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