プール内のリモート PC の管理

プール内のリモート PC の管理には、PC を特定のユーザーに割り当てる操作、RAS Guest Agent のアップグレード、PC のプロパティの表示や変更、標準的な管理タスクの実行などが含まれます。

プール内のリモート PC を管理するには、以下の手順を実行します。

1. [ファーム] / <サイト> / [VDI] で [デスクトップ] タブを選択します。
2. このタブのリストには、ゲスト VM やプール内のリモート PC も含め、管理対象のすべてのデスクトップが表示されます。[プール] 列でリストを並べ替えれば、特定のプールに割り当てられているリモート PC を確認できます。
3. リモート PC を選択し、[タスク] ドロップダウンメニューをクリックし、以下のいずれかのオプションを選択します。[タスク] メニューに表示されるすべてのオプションがリモート PC に当てはまるわけではありません。下記のリストでは、プール内のリモート PC で使用できるオプションだけを取り上げています。

リモート PC に当てはまる [タスク] メニューのオプションは以下の通りです。

• [すべての Agent をアップグレード]: リストに含まれているすべてのリモート PC（とゲスト VM）の RAS Guest Agent をアップグレードします。
• [割り当てる]: リモート PC を特定のユーザーに割り当てます（PC をパーシスタントの状態にします）。メニューオプションをクリックして、ユーザーを指定してください。
• [割り当て解除]: リモート PC のユーザーの割り当て（パーシスタントの設定）を解除します。
• [セッションを表示]: [セッション] タブに切り替えて、セッション情報を表示します。
• [ツール]: 一連の標準的な操作を実行できます。リモートデスクトップ接続の確立、ping、リモート PC の再起動/シャットダウンなどです。

  注: プール内のリモート PC については、再起動とシャットダウン（上記参照）以外の電源操作（起動、停止、一時停止、リセット）はできません。この機能は、Parallels RAS の今後のリリースで追加されます。

• [トラブルシューティング]: リモート PC の RAS Guest Agent をチェックして、インストール/アップグレードします。
• [プロパティをリセット]: リモート PC のプロパティをデフォルト値にリセットします。下の [プロパティ] を参照してください。
• [プロパティ]: リモート PC の設定を表示したり確認したりするためのダイアログが開きます。[一般] タブでは、プール内のリモート PC を一時的に無効にできます（[このゲスト VM を使用しない} オプションを使用します）。PC でメンテナンスタスクを実行する必要がある時に便利なオプションです。リモート PC の表示名、コンピューター名、VDI ホストとの通信で使用するポート番号を表示したり変更したりすることも可能です。[設定] タブと [セキュリティ] タブの説明については、「サイトのデフォルト値」）を参照してください。