Parallels RAS テストテンプレートウィザード
テンプレート構成ウィザードの最終ページで
[完了時に Parallels RAS テストテンプレートウィザードを起動する]
オプションを選択しておくと、
Parallels RAS テストテンプレートウィザード
が開き、RAS テンプレートの状態をテストできます。このウィザードでは、完了時に、準備後のすべてのアクティビティが正常に実行されていることを確認できます。これには、DHCP 設定のチェック、DNS 登録、適切な VLAN、AD ドメインへの参加、適切なターゲット OU などが含まれます。このウィザードは、Parallels RAS Console で RAS テンプレートを右クリックし、
[テスト]
を選択して開くこともできます。
テスト手順の構成は以下のとおりです。
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RAS テンプレートは、この目的のために特別に設計された“テスト”モードに一時的に切り替わります。テンプレートがこのモードである間は、テストが完了してテンプレートがテストモードを終了するまで、他のすべての動作がブロックされることに注意してください。
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ゲスト VM は、テストに使用されるテンプレートから複製されます。この VM は、テスト期間中はサーバー上に保持され、その後に削除されます。
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一連のテストはゲスト VM で実行され、作成元のテンプレートをテストします。
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テストが完了すると、画面にレポートが表示され、テスト結果が示されます。
ウィザードが開始するとき、次のように動作します。
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ウェルカム
ページが開きます。ページに表示されている情報を読み、準備ができたら
[次へ]
をクリックします。
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次のページに、以下を含む、実行される個別のテストのリストが表示されます。
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ゲスト VM Agent をチェックする:
このテストは、VM にインストールされた RAS Guest Agent との通信を試みます。Agent が応答する場合は、VM が正常に作成され、起動されたことを意味します。
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ドメインのメンバーシップをチェックする:
コンピューターが AD ドメインに参加しているかどうかをチェックします。
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ターゲット OU をチェックする:
ドメイン資格情報によるコンピューターへの RDP 接続が可能かどうかをチェックします。
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Parallels Client を起動する:
このテストでは、Parallels Client を起動し、ゲスト VM との接続を確立します。
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テストの実行中、進行状況のインジケーターが画面に表示されます。必要に応じて、
[キャンセル]
ボタンをクリックすると、テストをいつでも中止できます。
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テストがすべて完了したら、テスト結果を示す以下のページが表示されます。
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成功:
テストがすべて正常に完了したら、一時ゲスト VM は削除としてマークされ、RAS テンプレートは通常の動作モードに戻ります。
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失敗:
テストが 1 つでも失敗した場合は、該当する情報が表示され、
[ログファイルのダウンロード]
リンクをクリックするとログファイルをダウンロードできます。RAS テンプレートをメンテナンスモードに切り替えるオプションもあります。これにより、テンプレートが修正されるまで、テンプレートからゲスト VM が作成されるのを防ぐことができます。
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[完了]
をクリックして、ウィザードを閉じます。
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