クライアント設定の指定

公開済みリソースのクライアント設定を指定するには、[ファーム] / <サイト> / [設定] に移動し、[クライアント設定] タブを選択します。このページで、クライアント側の公開済みアプリケーションアイコンの表示方法や他のオプションを指定できます。

アイコン解像度を選択

公開されたリソースは、アイコンまたはリストとして Parallels Client に表示されます。リソースがアイコンとして表示されるときに使用する解像度を指定できます。次のオプションから選択します。

  • [標準解像度の送信] アイコン: 標準解像度のアイコン。
  • [高解像度の送信] アイコン: 高解像度のアイコン。このオプションは、より多くのネットワーク帯域幅を使用することに注意してください。

オーバーレイアイコンを有効化または無効化

注: このオプションは、デスクトップクライアント(Windows、Mac、Linux)にのみ適用されます。モバイルおよび HTML5 クライアントには何の効果もありません。

このタブのもう 1 つのオプションは、[オーバーレイアイコンを有効化] です。オーバーレイアイコンは標準アプリケーションアイコン上に配置されるので、Parallels RAS が提供するリモートアプリケーションであることが分かります。Parallels Client からリモートアプリケーションを起動すると、アプリケーションアイコンがローカルデスクトップ(Windows ではタスクバー、macOS では Dock)上に表示されます。オーバーレイアイコンを使用すれば、実行中のアプリケーションのうちどれがリモート Parallels RAS アプリケーションで、どれがローカル(または他の種類)であるかを一目で把握することができます。

Parallels RAS では Parallels ロゴをオーバーレイアイコンとして使用しています。オーバーレイアイコンのオプションを有効にすると、ローカルコンピューターのアプリケーションアイコンが次のサンプルアイコンのような外観になります。

Overla-icon-calc.png Overla-icon-paint.png

ご覧のとおり、こうしたアイコンは、隅に Parallels ロゴアイコン(赤い 2 本の平行線)がついた Windows Calculator および Paint アプリケーションで使用される標準アイコンです。オーバーレイの実行中、ユーザーはすぐにこれが Parallels RAS の提供するリモートアプリケーションであって、ローカルの Windows アプリケーションでないことを把握できます。

パスワード有効期限リマインダーを表示する

注: この資料が作成された時点でこの機能が実装されているのは、Windows 版の Parallels Client だけです。

パスワードの有効期限が近づくと、ドメインパスワードの変更に関するリマインダーを Parallels RAS ユーザーに自動的に表示できます。この機能を有効にするには、[パスワード有効期限リマインダーを表示する] オプションを選択します。有効にすると、パスワードの有効期限が近づいている Parallels Client ユーザーが Parallels RAS に接続した直後に、通知が表示されます。このオプションは、デフォルトでは無効になります。