RD セッションホストからのネットワークフォルダーの公開
UNC パスを使用してファイルシステムフォルダーを公開し、そのフォルダーを Windows エクスプローラーで開くことができます。構成の手順数を最小限にするため、RD セッションホストからネットワークフォルダーを公開できる特殊な公開アイテムを利用できます。
ネットワークフォルダーを公開するには、次の操作を実行します。
- RAS コンソールで [公開] カテゴリーを選択し、[公開済みのリソース] ツリーの下にある [追加] アイコンをクリックします(または [公開済みのリソース] ボックス内を右クリックし、コンテキストメニューで [追加] をクリックします)。公開ウィザードが開きます。
注: ウィザードのオプションがすべて無効にされている場合、公開元として構成可能なファームにリソース(サーバー)が存在しないことを意味します。
- [アイテムタイプの選択] ウィザードページで、[ファイルシステム上のフォルダー] を選択し、[次へ] をクリックします。
- [サーバータイプの選択] ページで [RD セッションホスト] を選択し、[次へ] をクリックします。
- [公開元の選択] ページで、公開元のサーバーを選択します。RD セッションホストが 1 台しかない場合は、[公開元の選択] ページは表示されません。
- [UNC フォルダー] ウィザードページで、通常のアプリケーションプロパティを指定します。
- [UNC パス] フィールドに、公開するフォルダーの UNC パスを入力します。[...] ボタンをクリックしてフォルダーを参照します([フォルダーの参照] ダイアログが開くまでに時間がかかることがあります)。
- [完了] をクリックすると、フォルダーが公開され、ウィザードが閉じます。
公開されたネットワークフォルダーは、他のアプリケーションと同様、[公開] > [公開済みのリソース] リストに表示されます。公開されたネットワークフォルダーを選択してから、[アプリケーション] タブをクリックすると、次のアプリケーション設定が表示されます。
- [ターゲット] プロパティは常に
PublishedExplorer.exe に設定されます。このバイナリは(Agent プッシュによって)自動的に作成されるもので、標準の explorer.exe 実行ファイルの単純なコピーです。 - [パラメーター] プロパティには、公開するネットワークフォルダーが指定されます。フォルダーパスは、
explorer.exe で処理できる任意の形式で指定できます。
この公開アイテムでは、標準のアプリケーションプロパティタブがすべて有効になっていますが、少なくとも次の項目は全く無関係であるため無視してください。
|