管理者アカウントの管理
既存の管理者アカウントを表示するには、RAS コンソールで [管理者] カテゴリーを選択します。[アカウント] タブには既存のアカウントとそのプロパティが一覧表示されます。このプロパティには以下が含まれます。
- グループまたはユーザー名: アカウント名。ユーザー名またはグループ名が使用できます。
- [タイプ]: アカウントの種類。次のいずれかになります。[ユーザー]、[グループ]、[グループユーザー]。[ユーザー] と [グループ] は名称自体が説明になっています。[グループユーザー] は、グループのメンバーシップを介して Parallels RAS の管理者権限を受けるユーザーです。Parallels RAS 管理者のリストに最初にグループを追加するとき、そのメンバーは [アカウント] タブに表示されません。グループのメンバーが Parallels RAS にログインするとすぐ、[グループユーザー] というアカウント名で管理者のリストに追加され、その状態が維持されます。グループ権限外で個々にこのようなアカウントの Parallels RAS 権限を変更することはできません。
- 権限: 管理者に割り当てられているセキュリティの役割。
- メール: メールアドレス。
- 携帯電話: 携帯電話の番号。
- [グループ]: グループ名。この列にはグループユーザーの値のみが入ります(上記の [タイプ] 列の説明を参照してください)。
- 最終変更者: Parallels RAS で最後にこのアカウントを変更したユーザーの名前。
- 変更日時: 最終アカウント変更日。
- 作成者: Parallels RAS でこのアカウントを作成したユーザーの名前。
- 作成日時: このアカウントが Parallels RAS に追加された日付。
- [ID]: Parallels RAS の内部 ID
アカウントの変更
アカウントを変更するには、次の手順を実行します。
- アカウントを右クリックし、コンテキストメニューで [プロパティ] を選択します。
- [管理者のプロパティ] ダイアログを使用して、必要な情報を変更します。詳細については、「管理者アカウントの追加」を参照してください。
ロックされたオブジェクトの処理
管理者が Parallels RAS Console のオブジェクト(タブページなど)で作業を行っている際、オブジェクトは他のすべての管理者に対してロックされています。したがって、他の管理者がロックされているオブジェクトにアクセスしようとすると、アラートとして、オブジェクトがロックされていてアクセスできないという内容のエラーメッセージが表示されます。
root 管理者(上級管理者やカスタム管理者ではありません)は、次の手順によりオブジェクトのロックを解除できます。
- [管理] > [アカウント] タブで [タスク] ドロップダウンメニューをクリックし、[セッションを表示] を選択します。
- [セッション] ダイアログで、オブジェクトをロックしている管理者を選択し、[メッセージを送信] アイコン(上部)をクリックします。
- 管理者が応答せず、オブジェクトのロックが解除されない場合、[ログオフ] をクリックしてログオフし、カテゴリーのロックを解除するオプションがあります。
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