RAS Secure Client Gateway ネットワークオプションの構成

[ネットワーク] タブを使用して、RAS Secure Client Gateway のネットワークオプションを構成できます。

デフォルトでは、RAS Secure Client Gateway は、TCP ポート 80 と 443 上で待機して、すべての Parallels RAS トラフィックをトンネリングします。ポートを変更するには、[RAS Secure Client Gateway ポート] 入力フィールドで新しいポートを指定します。

負荷分散された基本的なデスクトップセッションを必要とするクライアントでは、RDP ポート 3389 が使用されます。このポート上の接続では、公開済みのリソースはサポートされません。ゲートウェイの RDP ポートを変更するには、[RDP ポート] オプションを選択して、新しいポートを指定します。

注: RDP ポートを変更した場合、ユーザーはリモートデスクトップクライアント内の接続文字列にポート番号を追加する必要があります(例: [IP アドレス]:[ポート])。

RAS Secure Client Gateway のアドレスを配信するこのオプションを使用して、ゲートウェイアドレスのブロードキャストを有効にすることができます。これにより、Parallels Client でプライマリゲートウェイを自動的に見つけることができます。このオプションは、デフォルトで有効になっています。

RDP UDP データトンネリングを有効化: Windows デバイスで UDP トンネリングを有効にするには、このオプションを選択します(デフォルト)。UDP トンネルを無効にするには、このオプションをオフにします。

クライアントマネージャーポート: クライアントマネージャーカテゴリーから Windows デバイスの管理を有効にするには、このオプションを選択します。このオプションは、デフォルトで有効になっています。

RDP DOS アタックフィルターを有効にする: このオプションを選択すると、同一 IP アドレスからの一連の未完了セッションが拒否されます。たとえば、Parallels Client が各セッションで複数の連続したセッションを開始し、ユーザーからの資格情報の提供を待っている場合、Parallels RAS はこれ以上の試行を拒否します。このオプションは、デフォルトで有効になっています。