デバイスのモニタリング

デバイスのモニタリングでは、ファームに接続している、または過去に少なくとも 1 回接続を確立したことがあるデバイスを表示できます。デバイスをモニターするには、Parallels RAS Console で [デバイスマネージャー] カテゴリを選択し、右ペインにある [デバイスマネージャー] タブをクリックします。デバイスの情報には以下が含まれます。

  • デバイス名
  • IP アドレス
  • 状態(状態のリストは下記を参照してください)
  • 最後のユーザー(デバイス使用者)
  • MAC アドレス
  • OS のバージョン
  • Parallels Client のバージョン
  • グループ(デバイスがデバイスグループのメンバーである場合)
  • ゲートウェイ名(デバイスが接続している RAS Secure Client Gateway)
  • ゲートウェイの IP アドレス

詳細なデバイス情報を表示するには、デバイスを右クリックし、コンテキストメニューで [デバイス情報を入手] を選択します。開いたダイアログで次のプロパティを確認します。

  • [名前]: デバイス名。
  • IP: デバイス IP アドレス(該当する場合は複数のアドレス)。
  • MAC アドレス: MAC アドレス。
  • 状態: 状態(状態のリストは下記を参照してください)。
  • 最後のユーザー: このデバイスから最後にログインしたユーザー。
  • 最終ログオン時間: 最後のログオン時間。
  • OS のバージョン: デバイスで動作しているオペレーティングシステムのバージョン。Windows ポータブルおよび U3 クライアントは "ポータブル" とマークされます。
  • [Client のバージョン]。デバイスにインストールされている Parallels Client のバージョン。
  • ゲートウェイ IP: RAS Secure Client Gateway の IP アドレス(クライアントが使用しているゲートウェイ)。
  • ゲートウェイ: RAS Secure Client Gateway の名前。
  • 最後のアクティビティ: このデバイスから何らかのアクティビティが検出された日時。

デバイスの状態

Parallels RAS に接続されたデバイスの状態は次のいずれかになっています。

  • オフ: デバイスはオフになっています。
  • 接続済み: デバイスは接続されています。
  • ログオン済み: デバイスはシステムにログオン済みです。
  • スタンドアロン: デバイスは Parallels RAS に接続済みですが、Parallels Client が使用されていないため、このデバイスを管理できません。
  • [サポートされていません]。デバイスは Parallels RAS でサポートされていません。
  • [外部管理]。ファームに接続していますが、別のファームによって管理されています。
  • 管理できません: クライアントバージョンに対応していないか、インストールされていないコンポーネントがあるため、クライアントを管理できません。
  • ロック済み: デバイスにロック済みステータスのアクティブなセッションがあります。
  • [ペアを保留中]。接続はクライアント側で更新する必要があります。ポート UDP 20009 はクライアントからゲートウェイ方向はブロックされています。クライアント管理ポートはゲートウェイでは無効にされています。