仮想ハードディスクの圧縮

仮想マシンで 容量可変 な仮想ハードディスクを使用する場合、その物理ハードディスク上のイメージファイルのサイズは、仮想ハードディスクへの新規データの追加に応じて増加します。この仮想ハードディスクから一部のデータを削除すると、ディスクには未使用の空き領域が表示されますが、仮想マシンが Mac のハードディスクに占める領域は減少しません。未使用の領域を空き領域として Mac に戻すために仮想ハードディスクを圧縮することができます。ハードディスクイメージファイルのサイズは削減され、その結果、Mac のハードディスクにより多くの空き領域が確保されます。

仮想ハードディスクは、 手動 または 自動 で圧縮できます。

  • 仮想ハードディスクを手動で随時圧縮するには、 [仮想マシン] メニューの [構成] を選択し、 [ハードウェア] をクリックしてハードディスクの設定 を開き、 [圧縮] ボタンをクリックします。
  • 未使用の領域を定期的に空き領域として Mac に戻すには、 [仮想ディスクを自動的に圧縮する] オプションを使用します。容量可変フォーマットの仮想ハードディスクに対し、1 日に 2 回の確認が実行されるようになります。その確認で、未使用領域がハードディスクイメージのサイズの 50% を超えている場合には、その領域が圧縮され、ハードディスクイメージファイルのサイズが縮小されます。 [仮想ディスクを自動的に圧縮する] オプションは、仮想マシン構成の [最適化] ペインで、仮想マシンのすべてのハードディスクに対して有効にできます。

注意: 仮想ハードディスクの圧縮は、スナップショットがなく、 [アンドゥディスクを有効にする] オプションが無効になっている仮想マシンに対してのみ実行できます。