デバイスの追加と削除

新しいデバイスを仮想マシンに追加するのは、新しいデバイスを実コンピューターに接続するよりも容易です。デバイスを削除または切断することも簡単です。次の仮想デバイスを、構成に追加したり、構成から削除したりできます。

  • 仮想ハードディスクドライブ
  • CD/DVD ドライブ
  • フロッピーディスクドライブ
  • ネットワークアダプタ
  • シリアルポート
  • プリンターポート
  • サウンドデバイス
  • USB コントローラー

これらのデバイスは、対応する仮想マシンが停止している場合のみ追加できます。

: 仮想デバイスを実デバイスに接続できるようにするには、実デバイスにアクセスするためのシステム権限が必要です。システム権限がない場合、実デバイスは、コンピューターにインストールされていても使用可能なデバイスの一覧に表示されません。

新しいデバイスの仮想マシンへの追加

  1. [処理] メニューの [構成] を選択して仮想マシン構成を開きます。
  2. [仮想マシン構成] ダイアログボックスの一番上にある [ハードウェア] ボタンをクリックし、ハードウェアデバイスを編集するためのペインを開きます。
  3. [追加] ボタンをクリックし PlusButton[仮想マシン構成] ダイアログボックスの下部)、仮想マシンに追加するデバイスを選択します。

    注: 仮想マシンの実行中は [追加] ボタンが無効になっています。このボタンを使用するには、仮想マシンを停止する必要があります。

    PD6_Add Hardware Menu

  4. ハードディスク以外のデバイスを選択した場合は、対応するデバイスが一般的な構成で直ちに追加され、使用できるようになります。

    ハードディスクを選択した場合は、以下のようないくつかのパラメーターを指定する必要があります。

    • ハードディスクの種類: 新しいイメージファイルまたは既存のイメージファイル。既存の Boot Camp パーティションをハードディスクとして仮想マシンに追加する場合は、Boot Camp を選択します。
    • ハードディスクの場所: 既存のイメージファイルへの Mac 上のパス、または新しいイメージファイルのパスと名前。Parallels Desktop のデフォルトでは、新しいイメージファイルは仮想マシンの PVM バンドルに保存されます。
    • 新しいハードディスクイメージファイルのハードディスクサイズ。
    • 新しいハードディスクイメージファイルの場合、そのフォーマットは、容量可変または容量固定のいずれかを選択できます。デフォルトでは、ハードディスクは容量可変フォーマットになります。容量固定ハードディスクを作成するには、[容量可変ディスク] オプションの選択を解除します。仮想ハードディスクを分割する場合は、[ディスク イメージを 2 GB のファイルに分割する] オプションを選択します。ハードディスクのフォーマットの詳細については、「仮想ディスクと実ディスクのサポート」を参照してください。

    PD6_Adding Hard Disk

    [OK] をクリックしてハードディスクを追加します。新しい仮想ハードディスクを仮想マシン構成に追加しても、それを初期化するまでは仮想マシンにインストールされている OS には表示されません。新しく追加されたハードディスクの初期化方法の詳細については、「新しく追加されたディスクの初期化」を参照してください。

新しいデバイスが追加された後は、そのプロパティを通常通りに管理し、使用を開始できます。

仮想マシン構成からのデバイスの削除

  1. [処理] メニューの [構成] を選択して仮想マシン構成を開きます。
  2. [仮想マシン構成] ダイアログボックスの一番上にある [ハードウェア] ボタンをクリックし、ハードウェアデバイスを編集するためのペインを開きます。
  3. 削除するデバイスを選択して [削除] ボタンをクリックします MinusButton[仮想マシン構成] ダイアログボックスの下部)。

この章の構成

仮想ディスクと実ディスクのサポート

新しく追加されたディスクの初期化