仮想マシンで 5.1 または 7.1 サラウンドサウンドを構成する

5.1 または 7.1 サラウンド対応のサウンド カードを(USB または FireWire 経由で)Mac に接続している場合は、これを仮想マシンで使用できます。次の手順に従います。

手順 1 : macOS でサウンドカードを構成します。

手順 2 : 仮想マシン構成で、サウンド出力デバイスとしてサウンドカードを選択します。

手順 3 : ゲスト OS でサウンドカードを構成します。

macOS でサウンドカードを構成する

macOS でサウンドカードを構成するには、以下の操作を実行します。

  1. Audio MIDI 設定アプリケーションを起動します( /Applications/Utilities にあります)。
  2. 5.1 または 7.1 サウンド対応のサウンド カードを選択し、必要なサンプルレートとビット深度を [フォーマット] ポップアップメニューから選択します。

    注: これらの設定が、サウンドカードに対して適切な設定であることを確認してください。

  3. [スピーカーを構成] [マルチチャネル] を選択し、ポップアップメニューから必要な出力タイプを選択します。
  4. このサウンドカードを、macOS のデフォルトの出力デバイスとして設定します。 [システム環境設定] > [サウンド] > [出力] で選択します。

仮想マシン構成で、サウンド出力デバイスとしてサウンドカードを選択する

macOS でサウンドカードを構成した後、仮想マシン構成でそれをサウンド出力デバイスとして選択します。

  1. 次のいずれかを実行します。
    • メニューバーの Parallels アイコンをクリックし、 [構成] を選択します。
    • Parallels Desktop のメニューバーが画面上部にある場合は、 [処理] > [構成] を選択します。
  2. [ハードウェア] をクリックし、 [サウンド] を選択します。
  3. [接続済み] オプションが選択されていることを確認します。
  4. [出力] メニューの [デフォルト] を選択します。

ゲスト OS でサウンドカードを構成する

ゲスト OS でサウンドカードを構成します。

Windows 7/Vista の場合:

  1. [スタート] > [コントロールパネル] > [ハードウェアとサウンド] > [サウンド] の順にクリックします。
  2. [再生] タブで [Parallels Audio Controller] を選択し、 [構成] をクリックします。
  3. [5.1 サラウンド] または [7.1 サラウンド] を選択し(サウンドカードによって異なる)、 [次へ] を数回クリックし、 [完了] をクリックします。
  4. [再生] タブで [Parallels Audio Controller] を選択し、 [プロパティ] をクリックします。
  5. [詳細] タブをクリックし、サンプルレートとビット深度を選択します。

    注: 指定の設定は、macOS の Audio MIDI 設定アプリケーションで指定されている設定(上記を参照)よりも高くすることはできません。

  6. 準備が整ったら、 [OK] を 2 回クリックします。

Windows XP の場合:

  1. [スタート] > [コントロールパネル] をクリックし、 [サウンドとオーディオデバイス] をダブルクリックします。
  2. [音量] タブで、 [スピーカーの設定] セクションの [詳細設定] をクリックします。
  3. [スピーカー] タブで、必要なスピーカー設定を選択します。

Linux の場合:

次の一般的な手順を実行し、Linux でも 5.1 または 7.1 サラウンド対応のサウンド カードを使用できます。

  1. [System] > [Preferences] > [Sound] の順にクリックします。
  2. [Hardware] タブの [Profile] メニューから、必要なスピーカー設定を選択します。