シリアルポート

[シリアルポート] ペインで、仮想マシンのシリアルポート設定を構成できます。

これらのデバイス設定を編集するには、次の操作を実行します。

  1. メニューバーの Parallels アイコンをクリックし、 [構成] を選択します。または、Parallels Desktop のメニューバーが画面上部にある場合は、[仮想マシン] > [構成] を選択します。
  2. [仮想マシン構成] ダイアログボックスで [ハードウェア] をクリックし、サイドバーでデバイス名を選択します。

注: このデバイスがない場合は、[仮想マシン構成] に追加できます。デバイスを追加する方法の詳細については、「デバイスの追加と削除」を参照してください。

シリアルポートを使用して、次の接続を確立できます。

  • 仮想マシンとホストコンピューターのデバイス間(実ポートを使用)
  • 同じホストコンピューター上の 2 つの仮想マシン間(ソケットを使用)

仮想マシンをホストコンピューターのデバイスに接続する場合は、実ポートでエミュレートされるシリアルポートを作成する必要があります。[ソース] の一覧には、接続に使用できる、ホストコンピューター上のデバイスが含まれています。仮想マシンで使用されている接続済みデバイスは、ホストコンピューターでは使用できません。このデバイスをホストコンピューターで使用できるようにするには、先にそのデバイスを仮想マシンから切断する必要があります。これを行うには、Mac メニューバーの [デバイス] メニューを選択します。

2 つの仮想マシンを相互に接続する場合は、ソケットでエミュレートされるシリアルポートを各仮想マシンに作成する必要があります。シリアルポートの名前は同じにする必要があります。シリアルポート経由の仮想マシン間の接続は、双方向通信となります。これは、ポートの作成時に設定したソケットの動作モードを後から [シリアルポート] ペインで変更できるということです。

仮想マシンのパフォーマンスアクティビティをログに記録したり、仮想マシンのデータを記録したりして、この情報を後で使用する必要がある場合は、仮想マシンのシリアルポートを物理コンピューター上の出力ファイルに接続できます。このファイルを調査することによって、必要なときにいつでも仮想マシンのアクティビティ履歴を表示および分析できます。

新しいシリアルポートを仮想マシンに追加するには、ハードウェア追加アシスタントを使用します。シリアルポートの追加手順については、「デバイスの追加と削除」を参照してください。

: シリアルポートは、仮想マシンに 4 つまで接続できます。

VM_Configuration_Serial Port

[ソース] フィールドでは、このシリアルポートをエミュレートするソースデバイスを指定します。シリアルポートは、次のデバイスでエミュレートできます。

  • 物理シリアルポート: 仮想マシンのシリアルポートを、ホストコンピューター上の既存のシリアルポートのいずれかに接続するには、[ソース] の一覧でホストコンピューター上の適切なポートを選択します。
  • ソケット: ソケットを介して 2 つの仮想マシンを接続するには、[ソース] の一覧をクリックして適切なソケットを選択します。使用可能なソケットが存在しない場合は、[新しいソケット] をクリックして、その名前を [ソケット名を入力してください] フィールドで指定します。

    また、[モード] の一覧で必要な役割を選択して、接続における仮想マシンの役割を構成します。[サーバー] を選択すると、この仮想マシンを使用して他の仮想マシンに指示できます。[クライアント] を選択すると、他の仮想マシンからこの仮想マシンに指示できます。

    注: 最初の仮想マシンのソケットモードを変更する場合は、2 番目の仮想マシンのソケットモードも変更してください。

  • 出力ファイル: 仮想マシンのシリアルポートを出力ファイルに接続するには、[ソース] の一覧をクリックして、適切な出力ファイルを選択します。また、[出力ファイルの選択] をクリックして、必要なファイルを指定できます。

仮想マシン構成を未承認の変更から保護する場合、ウィンドウ下部の [カギ] アイコン [カギ] アイコンをクリックします。次に仮想マシン構成のいずれかのペインで設定を変更する場合は、管理者のパスワードを要求されます。