Windows に割り当てるメモリの量を設定する

Parallels Desktop は、Mac で利用可能な RAM メモリの一定量を Windows に、残りを Mac OS X に割り当てるように設定されます。Windows に割り当てるメモリが多すぎると、Mac OS X の処理速度が低下し、それによって Windows アプリケーションの処理速度も低下する可能性があります。これは、アプリケーションが Mac OS X 上で実行されているからです。一方、Mac OS X に割り当てるメモリが多すぎる場合は、Mac OS X アプリケーションは良好に動作しますが、Windows アプリケーションの処理速度が低下する可能性があります。

Windows と Mac OS X の両方のパフォーマンスを最適化するには、Windows に割り当てるメモリを推奨範囲内に設定します。

Windows に割り当てるメモリの量を設定するには:

  1. Windows をシャットダウンします
  2. [処理] > [構成] > [ハードウェア] > [CPU とメモリ] の順に選択します。
  3. メモリ スライダを推奨範囲内に移動します。範囲はスライダの下のグラフィックで表示されます (上記参照)。

    3D またはビデオ作成プログラムなど大量のメモリを必要とする Windows アプリケーションを使用する場合は、推奨範囲内の上限値に設定するのが最適です (スライダを右に移動します)。そうでない場合は、中間に近い値に設定すれば通常は問題ありません。

    注: Mac に搭載しているメモリ (RAM) の量がどれだけ増えても、Windows に割り当て可能な最大メモリは 8 GB です。ただし、Parallels Desktop for Mac Pro Edition を使用している場合、Windows に割り当て可能な最大メモリは 64 GB です。

この設定を変更しても Windows のパフォーマンスに満足できない場合は、別の設定をお試しください。

注: 仮想マシン構成を未承認の変更から保護する場合、ウィンドウ下部の [カギ] アイコン [カギ] アイコンをクリックします。次に仮想マシン構成のいずれかのペインで設定を変更する場合は、管理者のパスワードを要求されます。