仮想ハードディスク設定を表示および構成するには、仮想マシン構成の
[ ハードディスク ]
ペインを使用します。現在のバージョンの Parallels Desktop では、仮想マシンで
.hdd
フォーマットのハードディスクイメージや Windows Boot Camp パーティションを使用できます。
注意: 仮想マシンには、最大 4 台の IDE デバイス (ハード ディスクまたは CD/DVD-ROM ドライブ) および 15 台の SCSI デバイスを接続できます。各デバイスは、仮想マシン構成に個別に一覧表示され、それぞれ番号が付いています。
[ ソース ]
フィールドでは、仮想マシンハードディスクをエミュレートする仮想ハードディスクファイル (
.hdd)
を指定します。ハードディスクソースは、次の手順で変更できます :
.hdd
) へのパスを指定します。
[ 場所 ] フィールドでは、デバイスを接続するインターフェイスの種類を指定できます :
注意 : 1. ゲスト Mac OS X は SCSI コントローラをサポートしません。新しい Linux ディストリビューション ( RHEL 5.3 など ) では、SCSI ドライバがインストールされていない可能性があります。この場合、SCSI コントローラを使用するには、このドライバをゲスト Linux OS にインストールする必要があります。
2. SCSI 7:0 の場所は SCSI コントローラ自身が占有しているため、選択できません。
ディスクの圧縮
仮想マシンで 拡張可能 な仮想ハードディスクを使用する場合、その物理ハードディスクでのイメージファイルのサイズは、仮想ハードディスクへの新規のデータの追加に応じて、増加します。この仮想ハードディスクから一部のデータを削除すると、ディスクには未使用の空きスペースが生じますが、仮想マシンが Mac のハードディスクに占有するスペースは減少しません。未使用のスペースを空きスペースとして Mac に戻すには、 [ 圧縮 ] ボタンをクリックします。仮想ハードディスクが圧縮され、ハードディスクのイメージファイルのサイズが縮小します。これにより、Mac のハードディスクの空きスペースが増加します。
注意 : [ 圧縮 ] オプションは、Windows 仮想マシンでのみ利用できます。圧縮は、 スナップショット がなく、 アンドゥディスクオプション が無効な仮想ハードディスクで実行できます。
仮想マシン構成の [ 最適化 ] ペイン で、定期的なディスクの自動圧縮を有効に設定できます。
ディスクのサイズ変更
仮想マシンのハードディスクのサイズが自分のニーズに合わなくなった場合は、サイズを変更できます。 [ サイズ変更 ] ボタンをクリックすると、ディスクサイズの変更ダイアログが表示されます。
注意 : 仮想マシンが実行中でない場合、スナップショットを持つ場合、またはハードディスクとして Boot Camp パーティションを使用している場合は、仮想ハードディスクはサイズ変更できません。
ディスクサイズを変更するには、スライダをドラッグするか、 [ サイズ ] フィールドで、新しいサイズを入力します。ファイルシステムのサイズを変更する場合、 [ ファイルシステムのサイズ変更 ] オプションを選択します :
仮想マシン構成を未承認の変更から保護する場合、ウィンドウの下部の [カギ] アイコン
をクリックします。次に仮想マシン構成のいずれかのペインで設定を変更する場合は、管理者のパスワードを要求されます。