ブート順序

[ブート順序] 設定を使用して、仮想マシンのブートシーケンス、すなわち、仮想マシンが異なるブートデバイスから OS のロードを試みる順序を構成できます。

注: これらの設定は、仮想マシンの実行中には変更できません。

[ブート順序] 設定を編集するには、以下の操作を実行します。

  1. メニューバーの Parallels アイコンをクリックし、 [構成] を選択します。または、Parallels Desktop のメニューバーが画面上部にある場合は、[仮想マシン] > [構成] を選択します。
  2. [仮想マシン構成] ダイアログボックスで [ハードウェア] をクリックし、サイドバーで [ブート順序] を選択します。

VM_Configuration_Boot Order

現在サポートされているブートデバイスは以下のとおりです。

  • ハードディスク: このデバイスは、仮想マシンをその仮想ハードディスク ドライブから起動させる場合に選択します。
  • CD/DVD-ROM: このデバイスは、仮想マシンをその仮想 CD/DVD-ROM ドライブに接続されているメディアから起動させる場合に選択します。

    注: 仮想マシンは、その構成で [CD/DVD-ROM 1] として指定されている CD/DVD-ROM ドライブを使用します。

  • 外部デバイス: このデバイスは、Mac に接続された起動可能な外部デバイス(USB、FireWire、Thunderbolt など)から仮想マシンを起動させる場合に選択します。選択後、下の [外部ブートデバイス] メニューからデバイスを選択します。
  • フロッピーディスク: このデバイスは、仮想マシンをその仮想フロッピーディスクドライブに接続されているフロッピーディスクイメージから起動させる場合に選択します。
  • ネットワーク: このデバイスは、仮想マシンを PXE(Pre-Execution Environment)を使用してネットワークアダプタから起動する場合に選択します。

    注: 仮想マシンは、その構成で [ネットワーク 1] として指定されているネットワークアダプタを使用します。

仮想マシンを開始するたびに、[ブート順序] の一覧で 1 番目のデバイスとして指定したデバイスから起動しようとします。仮想マシンが 1 番目のデバイスから起動できない(メディアが接続されていない場合など)場合、仮想マシンは一覧の 2 番目のデバイスに進み、そのデバイスからの起動を試みます。それ以降も同様です。

このペインでは、以下の操作を実行できます。

  • [ブート順序] の一覧で対応するブートデバイスの名前を選択し、それを一覧の右側の矢印を使用して上下に移動することで、現在のブート順序を変更できます。
  • デバイス名の横のチェックボックスをオフにして、シーケンスからブートデバイスを削除できます。

[スタートアップ時のブートデバイスを選択する] オプションを選択すると、仮想マシンのスタートアップ時に、メッセージ"Press ESC to select boot device" が表示されます。ESC キーを 5 秒間押し続けると、ブート デバイスを選択できます。ESC キーを押さない場合には、仮想マシンは [ブート順序] の一覧で指定されたデバイスからのブートを試みます。

注: 仮想マシンのブートに使用するデバイス(ハードディスクドライブ、CD-ROM ドライブ、フロッピーディスクドライブ、またはネットワークアダプタ)が仮想マシンで使用可能で、正しく構成されていることを確認してください。仮想マシンにブートデバイスが構成されていない場合には、仮想マシンの起動後に“No boot device is available..." というエラーメッセージが表示されます。この場合、仮想マシンを停止し、最低 1 つのブートデバイスを構成してください。

ブートフラグ

[ブートフラグ] フィールドは、仮想マシンシステムの動作を変更するフラグを指定するためのものです。システム フラグは、お使いの仮想マシンで何らかの不具合が発生した場合に、Parallels お客様サポートチームによって使用されます。お客様サポートスタッフの指示がない限り、このフィールドには何も入力しないでください。

仮想マシン構成を未承認の変更から保護する場合、ウィンドウ下部の [カギ] アイコン [カギ] アイコンをクリックします。次に仮想マシン構成のいずれかのペインで設定を変更する場合は、管理者のパスワードを要求されます。