グラフィック設定

[グラフィックス] ペインで、仮想マシンのビデオカードで使用できるビデオメモリ量の表示と構成、および解像度の設定などを実行できます。

この設定を開くには、 [アクション] > [設定] > [ハードウェア] の順に選択して、 [グラフィックス] をクリックします。

VM_Configuration_Graphics

オプション

説明

メモリ

このフィールドを使用して、仮想マシンで使用できるビデオメモリ容量を設定できます。

解像度

Retina ディスプレイ搭載の Mac で Windows 7 またはそれ以降を使用して作業する場合は、画面上の Windows の表示方法を選択できます。

  • Retina ディスプレイに最適 : Windows の解像度は Retina ディスプレイの解像度と同じになり、DPI 設定が増加されます。Windows のインターフェイス要素とテキストは、フルサイズでクリアかつシャープになります。このオプションは、Windows 7 以降でサポートされています。
  • サイズ調整される : Windows の解像度と DPI 設定は変更されません。代わりに、Windows がフルサイズに調整されます。この結果、Windows のインターフェイス要素とテキストはシャープではなくなります。このオプションは、Windows アプリケーションが高い DPI 設定をサポートしていない場合や画面に小さく表示されるものである場合に便利です。
  • 外部ディスプレイに最適 : Retina ではないマルチディスプレイの 1 つで Windows を使用して作業する場合は、このオプションを使用してください。このオプションは、Windows 8 および Windows 10 でのみサポートされています。

Windows XP の場合:

Retina ディスプレイ搭載の Mac で Windows XP を使用して作業する場合、Windows のサイズは変更されますが、解像度は変更されません。この結果、Windows のインターフェイス要素とテキストはシャープではなくなります。

ただし、 [Retina 解像度を有効化] を選択すると、Windows で Retina のフル(2880x1800)解像度を有効にできます。このような高解像度では、Windows のインターフェイス要素とテキストは、シャープになりますが小さくなります。

3D アクセラレーション

Windows 仮想マシンで WindowsAero を使用したり、DirectX または OpenGL をサポートするビデオカードが必要なゲームやアプリケーションを使用する場合は、 [3D アクセラレーション] メニューから [オン] または必要な DirectX のバージョンを選択します。

垂直同期

ゲームや 3D アプリケーションでは、新たにレンダリングされたフレームがそれ以前にレンダリングされたフレームと重なり、画面のティアリングが生じる場合があります。これは、ビデオカードやそれを使用するソフトウェアが、モニターのリフレッシュレートと同期することなく、アクティブで表示されているメモリのアップデートを開始することによって発生します。画面のティアリングを防ぐには、 [垂直同期] オプションを選択します。

グラフィックを自動的に切り換え

お使いの Mac でグラフィックの切り替えがサポートされている場合にのみ、このオプションが表示されます。バッテリー寿命またはパフォーマンスを向上させる場合に、このオプションを選択します。