ゲスト OS としての OS X の使用

OS X Lion または Mountain Lion を使用している場合は、仮想マシンに OS X のコピーをインストールして、それをゲスト OS として使用できます。たとえば、メイン アカウントにログイン/ログアウトせずに、OS X の新しいバージョンでソフトウェアをテストしたい場合に便利です。

デフォルトでは、OS X のインストレーションは Mac の復元パーティションに保存されています。OS X を新たに購入したり、ダウンロードしたりしなくても、そのパーティションから仮想マシンに OS X を簡単にインストールできます。

仮想マシンに OS X をインストールするには:

  1. Parallels Desktop を開き、[ファイル] > [新規] を選択します。
  2. [復元パーティションを使用して OS X をインストール] を選択して [続行] をクリックし、画面上の指示に従います。

ゲスト OS として Lion または Mountain Lion を使用している場合は、Coherence モードで使用できるので、ゲスト OS アプリケーション ウィンドウはホスト OS デスクトップ上に、ホスト OS アプリケーションと並んで表示されます。

また、ゲスト OS として Windows を使用している場合と同様に、ホストとゲストの Mac OS X 間でもテキストのコピーと貼り付けやファイルのドラッグ アンド ドロップを行えます。

ファンクション キーやその他のシステム ショートカットにより、OS X のホスト バージョンかゲスト バージョンでアクションをトリガーするかどうかを設定することもできます。

この章の構成

Coherence モードでの OS X の使用